<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=3885808958153171&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">

MC6800プロセッサ:ロチェスターの再生産ソリューションを拡大

 

MC6800_ Email_Feb_2023

ロチェスターエレクトロニクスは、モトローラの8ビット製品のオリジナル半導体メーカーより移管を受けたウェハを使用した再生産品を提供してきましたが、今回はMC6800プロセッサのウェハの再生産に成功しました。

MC6800は1974年にモトローラから発売され、様々な周辺機器とともに、標準的なビルディングブロックに基づいて第一世代のコンピュータを構築することを可能にしました。この製品の多大なる成功と影響力は、業界での継続的な需要によって証明されています。そしてこの需要をサポートするために、ロチェスターのデザイン&テクノロジーグループは、70年代のシリコン設計を再現し、最新のプロセス工場に移管しました。そこで出力エッジレートを再現、電圧を保持することで、顧客の基板設計を維持することができました。ロチェスターではこれまでに、MC6840MC6850MC6821MC6802、および MC6809 を含むいくつかのモトローラ 8 ビット MC6800 製品の再生産を実現してまいりました。これらの MCU は通常、システムを形成するために周辺機器と組み合わせて使用されます。

なぜ半導体製品の再生産を行うのか?

顧客の視点から見ると、最も重要な要素は、再生産された製品がエラッタもなく、追加のEMIもなく、システムをそのまま使用することが出来ることです。製品を複製しようとする多くの競合他社の試みとは異なり、ロチェスターのチームは、現行品と再生産された製品の間で出力エッジレートを一致させます。元の物理的な設計を可能な限り維持しながら、様々な条件下で一致するように、出力エッジレートを調整します。ロチェスターの再生産品の大きな利点は、当社のソリューションがシステムソフトウェアを変更する必要がないことを証明すると同時に、新規認定費用を最小限に抑えるドロップイン・ハードウェアソリューションを生み出していることです。

ロチェスターエレクトロニクスは、MC68020MC68040プロセッサの両方を継続供給しており、MC68030プロセッサの再生産を進めています。MC68xxxプロセッサファミリーの歴史は、モトローラによるMC6800に始まり、MC68040まで続き、2015年にNXPによって製造中止となりましたが、現在でもロチェスターエレクトロニクスでは継続供給を行っております。私たちは、40年以上にわたるプロセッサ製品の歴史を、現在そして未来の顧客のために継続供給しております。

MC6800製品のポートフォリオはこちらから

MC6800ファミリーの再生産ソリューションについてより詳しくはこちらから

MC6800ファミリーの歴史についてはこちらから

ロチェスターの再生産ソリューションについての動画はこちらから

 

さらに読む