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最も包括的な在庫保有、組立、再設計サービスを用意

 

 

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軍事・航空宇宙産業は長い間、半導体産業との密接な関係を保ってきました。60年前から、軍事・航空宇宙産業と半導体産業の両産業が協力して進められていた多くの開発案件は、初期の半導体開発の原動力となりました。その効果もあり、数十年にわたり、両産業は驚異的な発展を遂げました。しかし、ここ数十年の間に、両産業の要件や目的は異なってきています。

近年、半導体の主要メーカーは、大量生産、高性能化、低消費電力化、プラスチックパッケージの小型化、および低コスト化などを進めています。期待される製品ライフサイクルは1年と短い場合もあれば、510年と長い場合もあります。このような技術の進歩は、半導体業界にとって大きなメリットとなりますが、昨今の半導体のライフサイクルは、軍事・航空宇宙産業が必要とする要件には、ほとんど合致していません。

軍事・航空宇宙産業におけるサプライチェーンマネジメントは、かつてないほど大きな課題に直面しています。軍事・航空宇宙産業で使用するシステムは、他のどの産業よりも長い開発期間を必要とし、製品のライフサイクルが長くなる可能性があります。サプライチェーンは、老朽化したシステムにおける部品の製造中止問題、長期調達とメンテナンスのための資金の優先順位付け、新しいシステムの導入とその後のタイミングに関する調整、隔年予算編成(2 年間の予算を作成して採用する慣行)の問題に直面しています。そのため、サプライチェーンマネジメントは、あらゆるプログラムにおいて重要かつ不可欠な部分として扱われなければなりません。

軍事・航空宇宙産業は、アウトソーシングやCOTS(商用オフザシェルフ:棚からすぐに出してすぐ使える市販品)製品の利点と、オーガニック開発(自社内に蓄積された人材、技術など、既存事業の内部資源を使った開発)や管理されたソリューションとを比較検討しなければならない転換期にあります。また、マルチソースソリューションによる設計や適切なパートナーシップ選択も、決定プロセスの中では重要な部分です。これらの競合する選択肢の適切なバランスは、製品やプログラムによって異なりますが、近年見られるように、コントロール(特に企業内管理)を維持することには明確な利点があります。

半導体部品の観点から、サプライチェーンマネジメントの最善策は以下の通りです:

  • デュアルソーシング:可能であれば、製品レベルで調達するか、オリジナル半導体メーカーから認定された複数の供給元から調達します。
  • 市場在庫の確保:供給が停止した場合、即座に利用可能な最新のすべての在庫の最新の可視性を確保します。
  • 高度な警告システム:サプライチェーンを脅かすリードタイムの悪化やその他の市場の問題についてアドバイスができる、信頼できるサプライヤーやパートナーと重要な部品リストを共有します。
  • 部品のライフサイクルの追跡:アルゴリズムに基づくライフサイクルの追跡だけに依存せず、オリジナル半導体メーカーから認定された製造中止品を取り扱う販売代理店などにサポートと状況確認を求めます。例えば、オリジナル半導体メーカーによって“製造中止”と表示されている半導体製品でも実際には正式な製造中止から10~20年経過していたとしても、オリジナル半導体メーカーから認定された、製造中止品を取り扱うサプライヤーが、継続生産している可能性があります。
  • プログラムプロテクションプラン(PPP:Program Protection Plan)MILプログラムには PPP が強く推奨されていますが、その効果を発揮するには PPP を実装する必要があります。アフターマーケットにおける正規販売代理店との提携はPPPの一部であるべきです。

ロチェスターエレクトロニクスは、常に軍事および航空宇宙産業の調達要件にうまく対応してきました。ロチェスターは、AS6496 準拠の正規販売代理店および製造メーカーとして、オリジナル半導体メーカーが製造を中止した後でも、ミリタリーグレードの半導体およびパッケージソリューションを提供しています。

ロチェスターエレクトロニクスは数千の製品型番からなるミリタリーグレードの半導体製品を常に在庫保有しています。さらに、ロチェスターエレクトロニクスの社内施設にある高信頼性気密封止パッケージ組立ラインは、セラミックDIP、サイドブレーズドDIP、表面実装パッケージ、CQFP、PFA、セラミックリードレスチップキャリア、およびメタルキャンなどのあらゆるパッケージタイプを提供しています。この多様性により、製造中止品の継続的な製造が可能となり、オリジナル半導体メーカーとのパートナーシップ締結により、製品認定、製品履歴、および製品保証されたソリューションを提供しています。

ロチェスターエレクトロニクスは、さらなるサポートを提供するために、当社の民生用および工業用在庫をベースに、ソース管理された図面のニーズに合わせて構築されたカスタムフローを提供することができます。ロチェスターエレクトロニクスの広範な社内認定および試験設備により、業界標準に準拠した完全なリスクのない部品調達が可能です。ロチェスターエレクトロニクスは、アメリカ国防兵站局からMIL-PRF-38535の認定を受けたQMLメーカーであり、軍事および航空宇宙アプリケーション向けのクラスQおよびクラスVマイクロサーキットを提供しています。

また、顧客はロチェスターエレクトロニクスの豊富なテストおよび設計エンジニアリングの経験を生かして、システムの稼働を維持させることができます。ロチェスターエレクトロニクスは、適切な代替品(グレード、速度、仕上げ、およびパッケージ) と、これらの代替ソリューションを認定するために必要な証明を顧客へ提供するための追加のテスト パラメーターの作成を支援できます。

また、製造中止となった主要半導体製品をASIC製品に置き換えるような、根本的な設計変更にも対応します。このような場合、フォーム、形状、および機能の点で同一であるだけでなく、ソフトウェアの変更やエラッタを必要としない ASIC に移行する可能性がありますこれは、航空宇宙の標準規格の一つである DO-254の再認定が、たとえセーフティクリティカル(DAL-A)アプリケーションであっても、わずかな変更で大幅に簡素化できることを意味しています。

ロチェスターエレクトロニクスは、軍事および航空宇宙の顧客へ、最も包括的な在庫保有、組立、再設計サービスを提供します。

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