軍用アプリケーション：核潜水艦開発プログラム
顧客の課題
製造メーカーは、主要デバイスが製造中止になったり、製品
ライフ終了の段階になると、重要な課題に直面します。 こ
のケースでは、ある製造メーカーの原子力潜水艦の開発プロ
グラムをほぼ進行不能にしました。
多くの軍用アプリケーションにおいて、オクタル・バッファ
は極めて重要なものです。8つの個別のバッファ・アンプを1
つのパッケージの中に収め、メモリ・アドレス・ドライバ、
クロック・ドライバ、そして、バス構成型トランスミッタ／
レシーバといったものに動作速度とドライブ能力を与えま
す。ロジック・オクタル・バッファは、原子力潜水艦の原子
炉制御に利用されます。
その製造メーカーは、ロジック・オクタル・バッファの製品
ライフ終了の通知を受け、深刻な問題に陥りました。同社は、原子力潜水艦の開発プログラムに向けた制御
デバイスの代わりの供給元を早急に見つけなければなりませんでした。
さらに、2つの潜在的な危険を避ける必要がありました。第一に、その製品は全ての軍用の仕様を満足する
必要がありました。すなわち、その部品は高品質、且つ、高信頼性の物でなければなりません。基準以下の
物や偽造品をグレーなマーケットから入手することは、あってはならないことでした。
ソフトウェアを技術構築し直したり、再設計するだけの多額のコストや、生産遅延を許容できない状況のなかで、オリジナルの製造中止になった部品の複製で、そのまま使用可能な代替品が早急に必要でした。
ロチェスターのソリューション
この製造メーカーは、長期にわたって生産的なパートナー関係を半導体製造メーカーであるロチェスター
エレクトロニクスと築いていました。そのため、この製造メーカーは、ロチェスターエレクトロニクスが、
他にはない能力と経験により、実現可能な解決策をもたらしてくれると信じていました。
そのまま使用可能な代替品として製品を再生産できるロチェスターエレクトロニクスの能力は、潜水艦の
原子炉の基板改版、再設計、再品質認定評価という数千万円にもなるエンジニアリング費用を抑制しまし
た。ロチェスターエレクトロニクスの迅速で高品質の作業がなければ、既存の、及び、開発中のプロジェ
クトに対して極めて重要なロジック制御部品を欠くこととなり、最低でも、受け入れ難い1年から1年半の
計画の遅延が発生していました。
多くの製造メーカーは、重要なシステムに組み込まれている半導体が製造中止になると、サプライ・チェ
ーンの途絶の問題に直面します。そして、これらの製造メーカーは、現行品、及び、製造中止の半導体製
品の継続的、且つ、認定された供給元としてロチェスターエレクトロニクスを利用します。
ロチェスターエレクトロニクスとは？
ロチェスターエレクトロニクスは、70社以上の主要半導体メーカーより認定された半導体製品を継続供給する業界最大手の正規販売代理店及び製造メーカーです。主に産業、航空、エネルギー、医療、通信、自動車、軍事や運輸などの主要マーケットに、半導体の製造中止品や現行品の継続供給を提供しています。
ロチェスターエレクトロニクスでは、オリジナルと同じ形状、適合性そして機能で完全互換の製品を提供するため、ソフトウェアの変更の必要がなく、オリジナル製品の再生産が可能です。150億個以上の製品在庫と7万種類以上の製品展開で、ロチェスターエレクトロニクスは半導体製品の継続供給サービス及び製造をサポートしています。
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